目に見えない雨

インビジブルレイン

インビジブルレイン

同時進行で読んでたこれ。そして久々にハードカバー読んだ。姫川玲子シリーズの4作目。文庫が待てなくて、ハードカバー買っちゃいました。読み終わって思うこと。やっぱりわたし、姫川玲子が大好きだなあということ。わたしの憧れであり尊敬する人でもあり、自己投影してしまう人。そんな玲子が今回は恋をする。今までのシリーズとは雰囲気がちょっと変わって、でもそれがわたしは好きでした。「女」な玲子、好きだなあ。いつもはガツガツ突き進んでいく玲子が、なんか今回は乙女っぽくて可愛くて、そんなところがすごく良かった。そして牧田さんかっこいい!わたしも恋したよ、牧田さんに!なんか最後、玲子と牧田さんのシーンは切なくて泣いた。それから捜査一課がバラバラになっちゃったのもなんか悲しくて泣いた。姫川班も…。でも、再結成させるって玲子がちゃんと思っててくれてるから。そう思いながら頑張って這い上がるつもりでいるから。玲子ならやっちゃうんだろうなあって思う。玲子の周りには本当にあったかくて人間として大きい人達がたくさんいるね。部下も、上司も。和田一課長の、組織論、ものすごく共感できたしかっこよすぎて泣いた。こんな人達が上にいてくれるって、もうほんとに、いいなあ。わたしはこれからも姫川玲子に期待して、ずっと応援してくよ。