下巻へ

夜の終焉 上

夜の終焉 上

汐灘シリーズとやらを初めて読みました。そして久々の堂場さん。図書館で借りました。早く下巻も読みたい。どうなっていくんだろう…だんだん交わってきたけど…下巻に期待。

これぞ冒険物語

ハーマックス2作目。今回も面白かった!ハーマックスがますます可愛くて、可愛くて。なんかもう会いたいよ、ハーマックスに(笑)ひとつの映画を見ているように読みました。アニメーションで見てみたいなあ。動くハーマックスに会いたいです、ぜひとも。そしてそして、前作で諦めていたリンカとハーマックスが…!最後のとこ一番興奮してにやにやしながら読みました。可愛いハーマックス。次も楽しみ。

なんの救いもない

春から夏、やがて冬

春から夏、やがて冬

お久しぶりの歌野さんです。結末に、ああはいはい出たよ歌野さんのハッピーエンド!という感想。救いのないお話だなあと。でもこんな感じ、嫌いじゃないんです、わたし。読了後のなんていうか、ずーんって感じの重い感想。さすが歌野さん。どんでん返しを心待ちにしていると、物足りない感があるけど、それはとりあえず置いといて、さくさく読み進めていくと最後に、え何それそういうこと?っていう。末永ますみって何だったのかなあと思う。良い子なのか、バカなのか…。平田さんの人生はなんていうか、悲しいというか、切ないというか。そんなぐるぐるとした気持ちになりました。

光の話はきれい

すべて真夜中の恋人たち

すべて真夜中の恋人たち

これも図書館にて。ずっと読んでみたいと思っていたので借りました。川上さんは「ヘヴン」以来。流れるように、流されるようにさらさらと進んでいくお話。描写は結構好きな感じなんだけど、わたしは冬子にあまり共感できず。聖の考え方にも共感できず。三束さんも、途中までは温かく見守っていようと思ってたけど、最後の最後、なにそれ、っていう。よく分からない。なんで?え?どうして?って思う部分がたくさん。でも、冬子の、儚い恋愛に関してはなんかちょっとだけ気持ち分かるというかなんというか。なんかね、ふとした、些細な描写に、ああなんか分かる、こういう感じ、ってところはある。でも、これは帯に書かれているような「恋愛の究極」なのか?と言われたら謎。そんな半々な気持ちで読了。

不思議だけどきれい

踊る猫

踊る猫

図書館にて。装丁が可愛くて借りました。ひとつひとつのお話が、ちょっと不思議で、きれいなお話たち。そしてなんかほっこりする。こういうテイストのお話も、好きです。なんか、日本昔ばなしを見ているような、そんな雰囲気でした。

月の樹と新境地開拓

海外作家さんの本、新境地です。図書館で、読んだことない作家さんの本をふらりと探していて、装丁がきれいで可愛かったので手に取りました。わたし海外作家さんの本は基本的にあんまり好まないので、ほんと、新境地。洋書って、訳されるとなんかセリフとか嘘くさいというかなんというか。「まあ!〜だわ!〜かしら!」とか会話で出てくるとなんか萎える。いかにも日本語訳ですって感じで。感情移入できないというか。でもね、このハーマックスのお話を読み始めたら、そんなのどっかに吹き飛びました。だめだね、先入観と固定概念。良くない。物語にどんどん引き込まれていって、続きがすごく気になるお話でした。登場人物?登場動物?もみんな可愛い。これ映像で見たいなあ。これは想像力がフル回転です。どうなっちゃうの??って思いながら読んで…最後、ハーマックスの恋には、なんて言ったらいいか(笑)でもこれは本当に楽しいお話でした。たまにはこういうのも良いね。ファンタジー系も、わたし苦手だったけど、たまに読むとすごく面白いということに気が付きました。次のシリーズ2作目も借りてきたし、またあの世界に飛び込みます。

二人の境遇

境遇

境遇

読み終わって素直な感想、物足りない。やっぱり、湊さんにはものすごく期待してしまうので、あっさり終わってしまって、物足りなさが残りました。とんでもないどんでん返しを期待してしまいました。え?っていう展開はあったけど、なんとなく分かってたし…。驚き!!みたいなのが欲しかったんだけど、期待しすぎでした。でも、お話としてはすごくまとまっていて、さくさく読めました。どうなっちゃうの?って思いながら、どんどん読める。だからその分、そんなあっさり終わらないでしょ!という期待も。でもまあ、たまにはこんな湊さんもあるよね、的な感じで読めば良いと思います(笑)