それぞれの告白

告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)

読み終わったー告白！昨日の朝の通勤時間と今日で読み終えた。今話題のやつですね。すごいブームになってるらしいけど、実際どうなんだと思って読みました。でもこれは、面白いな。映画化する前に読んでおきたかった。読み終わって、映画も見たい、とも思ったし別にそこまで映画はいいかな、とも思った。機会があれば見よう、そんな感じかもしれない。とりあえず、小説はすごく良かったです。この語り口調は新しい。第一章の聖職者から引き込まれました。この先生は何を考えて、何を言ってるんだろうって、すごく引き込まれました。それぞれの視点が本当に面白くて、続きがすごく気になって、この事件の全貌を早くみたい、と思いました。何ていうか、本当に、ここに出てくる人たちそれぞれの告白の中に、嘘と真実と理想と現実がぐちゃくちゃに入り混じっていて、これはまさに新しいなあと思いました。読んで良かった。こうやって、小説で満足しちゃったから、映画は機会があったらでいいかな、と思うのかも。ほら、よく小説はすっごく良いのに、映画化されてそれを見ると、幻滅するってパターン、よくあるから。そうなるのが嫌なんだよなあ。でも映画は絶賛してる人が多いから見てみようかな。機会があれば。