書く側と読む側

ストーリー・セラー

ストーリー・セラー

ずっと気になっていたので図書館で借りてきました。有川さん、ちょっと久々。わたしが求めてるベタ甘なラブコメ感はそこまでなかったけど、すごく良いお話でした。本を「書く側」と「読む側」のお話。「読む側」の自分としては、すごく共感できる部分があって。書きたいけど書けない、だからもう読む側に徹するしかない自分としては。「書く側」の気持ちってそういう感じなのか、と思いながら読みました。でもほんと、毎回思うけど有川さんのお話に出てくるメンズはどうしてこういつも優しくて可愛いんだろう。こんな人現実にいねえよ!と突っ込みたくなる感じ。でもこんな人がいたら良いな、とも純粋に思える。少し物足りない感じでしたが、ほっこりするお話でした。