どこまでも天辺

ガール・ミーツ・ガール

ガール・ミーツ・ガール

久々誉田さん!疾風ガールの続編。誉田さんの青春小説は、やっぱり物足りない感じがするからそのあたりの感想は変わらないんだけど、今回は疾風ガールよりも面白かったかなあ。夏美が一歩ずつ前に進んでいく感じとか好きだなあ。終章読んで、なんか感動して泣きそうになってしまった。夏美の気持ちが、なんかこっちにまで伝わってきて。これからもずっと夏美はルイ達と一緒に光浴びて走っていくんだろうなあ、って思った。成長しながら。いろんな人たちに出会いながら。たまに、躓きながら。「落ちるからこそ、登る楽しみがある。」って文章、好きだなあ。そう思いながら生きられたら、きっと幸せなんだと思う。