神様について

年下の男の子

年下の男の子

わたしがただ知らなかっただけなんですが、五十嵐貴久さんってこんな恋愛小説も書かれる作家さんだったんですね。「リカ」と「交渉人」は確か読んだことあったと思うけど(昔すぎて覚えてない)、こんな恋愛ものもあるなんて知りませんでした。なので、図書館で見つけて興味出たので読んでみた。37歳の川村晶子と23歳の児島くんとの恋愛…似たような経験なんてないから分からないけど、でも主人公の晶子の気持ちには終始共感できた。ただ、確かに児島くんは魅力的で良いかも知れないけど、わたしだったら、秋山部長にするかなあ、と。リアルにいろいろ考えるとね。現実をみるとね。絶対秋山部長の方が良いよ!と思った。まあ、そこは晶子にしか分からない児島くんの良さがあるんだと思うけど。読み進めながら、これどうやって結末に持って行くんだろう…って思ってたけど、そう終わるとは。なんかちょっとわたし的に予想外で良かった。晶子はなかなかやりおる。続編の「ウエディング・ベル」ってお話もあるみたいだから、読んでみたいな。でもざっと見、レビューそんなに評価良くないからどうしよう。気が向いたらかなあ。五十嵐さんの恋愛ものは自分的に新鮮で良かったです。