実在したらいいのに

雪虫 (中公文庫)

雪虫 (中公文庫)

これほんとわたし的には分厚くて結構時間かかるかと思ったけど、意外に時間かからなかった。それはもう、単純に面白かったから。鳴沢了シリーズ、ずっと気になってたけど、分厚いしなんやかんやでずっと読めず。やっと手を付けました。そしてアナザーフェイスぶりの堂場さん。やっぱりわたし堂場さんの文章好きだ。すごい引き込まれるし、いろんな風景が目に浮かぶ。そして、鳴沢了が好き。この人好きだわー恋したわー(笑)わたしの想像の鳴沢さん、かっこいいんだもん。坂口憲二ではないけど。なんか、鳴沢さんの言葉とか行動とか考え方とかなんか全部ツボで、かっこよくて、惚れた。鳴沢さんの「俺が刑事を辞めるのは、死ぬときなんだ」ってセリフがかっこよすぎた。わたしこういう刑事さんに出会いたかったんだ!こんなクサくてかっこいいセリフを言っちゃう人に出会いたかった!鳴沢さん、ほんとかっこいい。…って感じで、完全に鳴沢さんに惚れ惚れしながら読みました。これはシリーズ全部制覇しなくちゃ。とにかく面白かったです。親子三代で警察官っていうのも、わたしの好きな要素かも。