恐怖と読む

いつもの朝に  上 (集英社文庫)

いつもの朝に 上 (集英社文庫)

いつもの朝に  下 (集英社文庫)

いつもの朝に 下 (集英社文庫)

昨日読了。久々の上下巻だなあ。この本の帯に、「あなたはこの物語を恐怖と読むか?感動と読むか?」ってあってね。すごい興味そそられて買ったんだけどさ。わたしは、恐怖、と読んだなあ。途中からは感動?って思ってたんだけど。兄弟小説というか家族小説というか。この兄弟のやりとりがなんかすごい良くて。結局なんなの?どうなるの?って続き気になっちゃって、一気に読めました。でも、物語最後の一文が…わたしは恐怖でした。これいろんな人のレビュー見てるけど、あんまり最後のところについて書いてる人いなくて。みんなこれ怖いと思わないの?ってすごい疑問(笑)わたし怖いんだけど。え、どういう意味…?みたいな。うん、でもだから今邑さんの小説は好きだな。