心に染み入る

かたみ歌 (新潮文庫)

かたみ歌 (新潮文庫)

久々に一日で本を読むということをした。昨日の夜から読み始めて、今日読了。そんなに分厚くなかったし、すごく読みやすい本をチョイスしたからだと思うけど。そんな感じでまたまた新しい作家さん。初めて読みました。これもね、本屋で平積みされてて、帯に「涙腺崩壊。」ってあって。それ見て即買いでした。まあちょっと、崩壊ってのは言いすぎかな…と思ったけど。でも、すごーく優しいお話でした。7つのお話のつながりに感動したし、最後、幸子書房の主人の謎が解けたというかなんというか。え!って思わず読みながら呟いてしまった。どのお話も、死がテーマになってるけど、わたしはどのお話読んでも、怖いとか気持ち悪いとか、そういうふうには思わなかった。どれも、全部、優しくて温かくて、ちょっと心がほっこりした。アカシア商店街、行ってみたいなあ。