何度も思うけど

みぞれ (角川文庫)

みぞれ (角川文庫)

今日読み終わったのはこれ。ちょっと久々かなあ?そうでもないかなあ?重松さん。何度も何度も思うけど、重松さんの書くお話って何でこんなに温かいんだろうなあ。電車の中で読んでで、何度も泣きそうになってしまった。どのお話もすごく良かった。それぞれに、それぞれの人生があって、生き方があって、考え方や思いが溢れてて。日常の、ほんの些細なことやありふれてること、そういう中の温かさを書くの、重松さんうまいよなあ。しみじみ。だから、どのお話読んでても、その主人公達とは立場も性別も年齢も違うのに、ああこういう感じ分かるって共感しちゃうんだよね。やっぱり、重松さん好き。みぞれって、いまこの時期にぴったりだったなあ。