恐怖七景

七つの怖い扉 (新潮文庫)

七つの怖い扉 (新潮文庫)

久々に読みました、こういうホラー。タイトル通り、七つの怖い話短編集みたいな感じなんだけど、いやあ怖かった。(笑)意味の分からない恐怖もあり、最後に全てが通じてしまう恐怖もあり、作家さんによっていろんな形の恐怖があって面白いと言えば面白かったです。ホラーは嫌いじゃないと言うかむしろ好きな方なので、久々にホラー読んで、やっぱり文章で読む恐怖って面白いなあと思いました。もちろん怖いんだけどね。(笑)電車の中で読みながら、小声で「ひいぃぃ…!」って呟きそうになったもんね。(笑)わたし的に、一番怖かったのは、小池真理子さんの「康平の背中」。最後リアルに「ひいぃぃ…!」って言いました。あとは乃南アサさんの「夕がすみ」かなあ。これは何かありがちな感じだったけど、その感じが怖かった。ホラー面白いです。