重松清さん

流星ワゴン (講談社文庫)

流星ワゴン (講談社文庫)

確か、この作品で初めて重松さんを知ったと思います。完全にあらすじ買い。人生のやり直しはできるのか、って言うのを見て読もうと思いました。不思議な体験をするんだけど、でもきっとこういうことがあったら、人ってもっと大事に生きられるんじゃないかなあって思う。あのときああしてたら、とかよく考えるけど、こうやって過去を知ることができたら、過去にいけるとしたら、もう一度立ち上がってみようと思うかも知れない。とっても素敵な作品です。これを読んでいっきに重松ファンになりました。この人の書く文章はあったかいし、描写もきれいで好きです。重松さんの作品はしんみり泣きたいときに読みたい。