いつも隣にいて欲しい

いつも一緒に―犬と作家のものがたり (新潮文庫)

いつも一緒に―犬と作家のものがたり (新潮文庫)

犬を飼っているので、つい手に取ってしまいました。短編集なので読みやすかった。いろんな作家さんの、犬に対するいろんな思いが詰まっていました。いやあ、でもね、、「別れのとき」は電車の中で読むものじゃないね。泣いた。こらえきれず、電車の中で涙出てきました。いつかはくるって分かってるけど。いつかその日が必ずくるのは分かっているんだけど。実際に文字で読むと、つらい。気持ちが分かりすぎてつらい。失うときの悲しさを、これを読んで味わってしまい、ますますわたしはその日を迎えるのが怖くなってしまいました。良いお話たちでした。