演技者

第四の壁 アナザーフェイス 3 (文春文庫  24-3)

第四の壁 アナザーフェイス 3 (文春文庫 24-3)

久々の大友鉄。今回はいつもの大友さんとは違う、やりにくい感じの事件だった。昔の仲間・劇団員たちとの再会と、そこで起こる事件。だからなんていうか、ちょっと…いつもの勢いがない感じ。劇団内の事件だから、その事件そのものも狭かったし、劇団特有のいろいろがよく分からなかったり。だからいつもより共感しづらいし、スピード感はあまりない感じだったかなあ。もっとこう、さくさく進む、事件を追う!って感じのが好きだから、今回は物足りなさを感じました。でも、まあ面白かった。大友さんの今後の活躍にこれからも期待。