ユーモアミステリ

謎解きはディナーのあとで

謎解きはディナーのあとで

5月一発目はこれです。今すごい売れてるみたい。そりゃそうか、本屋大賞1位だもんね。いやでもこれわたし結構前に本屋で見かけて、手に取ったものの買うところまではいかなくて、結局本屋大賞に選ばれてから買ったから、何だか自分的にミーハーっぽくて嫌だなあと思った。まあ実際ミーハーなんだけど。まあそんな感じで、この話題沸騰のときに読んでおきたいなあと思ったので読了。素直に、面白かったです。これね、ドラマ化したら良いと思う。読みながらドラマのシーンが思い浮かんだ。エンターテイメントとしては、すごく面白かったし確かに笑えるし、ミステリ小説なのにそこまで重くないし、ライトなミステリって言うのかな?誰でもスッとこの世界に入れると思う。だからドラマ化したらきっともっと面白いんじゃないかなあと思った。だがしかし、こんなわたしでもまあそれなりにミステリ小説と名のつくものは読んできたし、警察小説とか大好きだし、それなりの経験があるから…なんか、物足りないなあって思っちゃう、かな。エンターテイメントとして読むなら、すごく面白いと思う。そりゃ本屋さんがオススメするのも分かるわ、みたいな。だけど、わたしみたいにもうちょっと深い、重い、なんか言葉にしづらいけどそういうものを求める人間は、これはライトすぎるなあ。そもそもわたし、終始お笑い要素がある小説は苦手なのだ。(じゃあダメじゃん、っていう)