太宰治

走れメロス (新潮文庫)

走れメロス (新潮文庫)

初めて読みました、太宰治の本。こういう、近代文学の有名な本って、じつは全然読んだことがなくて。あとは夏目漱石のこころくらい。だから、ちゃんと読んでみたかったんだよね。で、手始めに走れメロスを。やっぱり、明治〜昭和の文学って言い回しとか表現が分かりにくいから、どうしても読むのが遅くなるね。意味が分からなかったり。だからやっぱり、ここらへんの文学は手を出しにくいんだよなあ。でも、初めて太宰治の本をちゃんと読んだけど、やっぱり走れメロスは名作だと思いました。あと、女生徒が好きだったな、わたし的に。またしばらくしたら読みたいなあ。まあでも、すべてのお話を読みながら通じて思ったのは、太宰治って人は暗い、というか考え方がすごい、というかなんというか。そんなことを思いました。