二度目

きみの友だち (新潮文庫)

きみの友だち (新潮文庫)

これを読むのは二回目。前に読んだのは、2008年ぐらいでした。また読みたくなった。「小学五年生」と「青い鳥」を続けて読んだら、しばらく重松さんの本が読みたくなって、でも新しいのじゃなくて、今までに読んですごく良かった、そんな本。それでこれをチョイスしました。やっぱり、何度読んでもいいなあ。恵美ちゃんと由香ちゃんのお別れのところは、やっぱりつらくて、泣きながら読んだ。このお話に出てくるすべての人が好きです。つながりも好き。最後の終わり方も好き。なんか、重松さんにやられたなあって気分になる。何が、と聞かれるとよく分かんないけど。何でこんなに切なくて悲しくて、でもすっごいあったかいんだろう。また、読もう。何か心が寂しくなったときに、また読もう。