たいせつなことしかしゃべりません。

青い鳥 (新潮文庫)

青い鳥 (新潮文庫)

ちょっと間あいちゃったけど重松さんを。
いやあああこれは。もう本当に泣ける。電車で読んでるときも、会社の空き時間に読んでるときも、うるっときてもう泣きそうだった。ほんと、重松さんのこういう本だいすき。何でこんなにほっこりするんだろう。あったかい。そばに誰かがいる感じ。まさに村内先生が。重松さんもあとがきで言ってたけど、わたしも中学生のときに村内先生に出会ってたら…って考えた。どうなってたか、は分からないけど。何か変わったかもしれないし、何も変わらないかもしれないけど。でも、出会ってたら…って考えるだけで何だか心があったかくなる。
どのお話も本当に良かった。みんな、何かを抱えていて、何かを思っていて、ひとりぼっち。だけど村内先生がいた。もうね、本当に泣けた。これはしばらくしてからまた読みたいな。何度でも読みたいな。そんな一冊でした。